2009年8月号 Vol.429

|
初めてベトナムに行ったのは、2005年「サイゴン解放30周年記念」の1週間の旅だった。一番驚いたのは、記念式典に正式に来賓として招待されたこと。北はフエ、ダナンから南はホーチミンまでベトナム全土で民衆が民族の独立を勝ち取った喜びの渦に巻き込まれ、旅行団一行は様々なイベントに参加することができた。
ベトナムで印象に残ったのは、まずベトナム料理のうまさ。香草や野菜をふんだんに使い、ニョクマムという魚醤をたれにして食べるメニューの豊富さ。
ベトナムはバイクの国。どの都市でも朝5時頃からクラクションの音で目が覚める。日本製、韓国製、中国製、台湾製など何万台ものバイクが一斉に市内を走り回っている光景は驚くばかりだ。
今年3月にはホーチミン市の庶民の家にホームステイする体験ツアーにも参加し、ベトナム人の1日の生活スタイルをまるまる経験した。
日本では「テト(旧正月)を祝う集い」や「ベトナム料理食べ歩き隊(関西にあるベトナム料理店を総なめしようという壮大な計画)」など日本人とベトナム人が楽しく参加できる行事でまた新しい人のつながりを経験している。ベトナム語講座の門を叩き、約2年間、1週間に1回の講義の時間は悪戦苦闘の連続にも心の中では喜びを感じてきた。少しずつだが私の体の中にベトナムのエキスが注入されていく。
ベトナムは今、ドイモイ(改革開放)政策で、社会主義体制下で市場経済を導入し個人資産の所有を認めるという政策を推進し、その中では格差社会といわれる状況もつくられている。
この国は、いったいどこを向いていくのだろう。もっと多くの日本人、ベトナム人と、お互いの国について学びあいたいという思いで胸がふくらむ。
▲若者のバイクがあふれる街かど(ホーチミン市) |
▲庶民の家で催された誕生日パーティ (ホーチミン市) |
▲ベトナム料理といえばフォー、香草をふんだんに使うとうまい! |


