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自治体の仲間

 

2009年新年号 Vol.422

悠湯旅情
第104湯
現代に息づく湯けむり浪漫 二本松市・岳(だけ)温泉
澄んだ空気とおいしい水 自然環境日本一の温泉
 二本松市は福島県の中央北部、県都福島市と経済の中心地である郡山市のほぼ中間に位置しています。春には桜が咲き誇り、秋には日本最大菊の祭典「二本松の菊人形」や「二本松のちょうちん祭り」で賑わいます。
 市のシンボルは名峰「安達太良山(あだたらやま)」。6つの山が連なる安達太良連峰の主峰で、別名「乳首山」と呼ばれ、日本百名山にも選ばれた標高1700mの火山です。詩人・彫刻家として有名な高村光太郎は「あれが阿多多羅山(あだたらやま)、あのひかるのが阿武隈川」(樹下の二人)、などと詠み、智恵子のふるさととしても知られています。
 そんな安達太良山の麓に位置する「岳温泉」。標高約500mある「さわやかな高原の温泉」として、市民をはじめ多くの温泉好きが訪れています。日本温泉協会のアンケートでも、豊かな自然、澄んだ空気と美味しい水が評価され「自然環境日本一」に選ばれました。
 源泉は安達太良連峰の標高1500m地点にあり、坂上田村麻呂が東征の折に発見したと言われています。そこから温泉街まで約8km引き湯をしています。その間に適度に揉まれた湯は、柔らかく肌にやさしいお湯となります。泉質は数少ない酸性泉です。
 また、市街地中心に位置する「霞ヶ城公園」(二本松藩城郭跡地)には、約260年前に藩主が藩士の戒めとして自然石に刻ませた「戒石銘(かいせきめい)」があります。そこには「武士の俸給は、民が汗して働いた結果、得ているものである。民に感謝し、いたわらなければならない」という内容の16字が刻まれています。時代は大きく流れましたが、まさに自治労連が基本とする「自治体労働者論」と通じるものがそこにはあります。


▲岳温泉の源泉「安達太良連峰」と豊かに流れる「阿武隈川」
▲秋には紅葉が「戒石銘」を飾ります


温泉メモ
●岳温泉
 
交通/ JR二本松駅から約10km、
バスで25分、タクシーで15分
●霞ヶ城公園
 
交通/ JR二本松駅から徒歩20分

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