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自治体の仲間

 

2009年新年号 Vol.422


“畑楽者(はたらきもの)は笑顔(スマイル)”の福島県鮫川(さめがわ)村
合併をしなくとも自立の村づくり歩む

 村民の意思を尊重して、合併をしないで自立の村づくりすすめる福島県阿武隈高原の南部に位置する鮫川村。人口4300人の山間に集落が点在する典型的な中山間地域で、長寿をめざす「まめで達者な村づくり」事業が、大楽勝弘村長を先頭に、村民と村役場・職員が一つになって、産業の柱である農業の振興、高齢者の健康と長寿、生きがいのもてる村づくりにがんばっています。

▲農産物の加工・直売・食堂にたずさわる「手・まめ・館」のみなさん(2列目左端が責任者の本郷まさ子さん)

健康・長寿めざして、「まめで達者な村づくり」
「作る喜び、収穫の喜びが、村を元気にしています」大楽村長

 「まめで達者な村づくり」事業は、04年度からスタートしました。その中心が、60歳以上の高齢者を対象に大豆栽培を奨励し、全大豆を村が価格補償して市場価格のほぼ3倍で買い入れ、「手・まめ・館」で鮫川村の特産品として販売しています。高齢化がすすむなかで、お年寄りの知恵と経験を生かし、元気な高齢者を増やして老人医療費や介護給付費を減少させ、農業収入も増やそうという、大楽村長の発案に職員も応えて「村づくり」は始まりました。
 大楽村長は「物を作る喜びを生きがいにし、収穫の喜びを味わいながら、大豆づくりが村に元気を与えています。『手・まめ・館』では、農産物だけで月10万円を超える収入を得ている生産者が生まれ、9人の雇用の場を設けることもできました。この事業がうまく進んでいるのは、住民投票で村民の7割が合併をしないで、農業を柱に元気で長寿の村にしようと思う気持ちが一つになったことだと思います」と語ります。
 今後の村づくりでは「進学する大学生に月5万円の奨学金を出して、卒業後に鮫川村で10年農業をやってくれれば返済は免除するなど、農家のみなさんが農業で生計を維持できる環境の整備を進めたい」と抱負を語ります。

▲大楽(だいらく) 勝弘村長


「手・まめ・館」は、元気な村づくりの拠点

 「手・まめ・館」は、05年11月にオープンし、村と村商工会と登録生産者で運営しています。
 村がすすめる「まめで達者な村づくり」で生産された大豆やじゅうねん(エゴマ)を使った「味噌」・「豆腐」、「エゴマ油」などの加工品製造をはじめ、農産物販売や学校給食、食堂も行っています。店内には登録されている生産者(現在86人)の顔写真が張り出され、地産地消をすすめ安心・安全で、村民に買ってもらえる値段で商品が提供されています。
 責任者で農林課振興公社準備室室長の本郷まさ子さんは「鮫川だけにこだわった旬のものを販売しています。開設当初は、来客数の心配もしましたが、今は1日平均90人で近隣の町からも来てくれています。また、ボランティアの協力で『手まめ通信』も発行し、農家や野菜作りの紹介など、より身近な『手・まめ・館』を来客者に知らせています」と語ります。「手・まめ・館」は、「畑楽者は笑顔」と元気な村づくりの拠点として、人と人が巡りあう場となっています。

▲新鮮な農作物や加工品を求めて買物に来る住民
▲獲れた大豆を村民・職員とともに検査作業にあたる大楽村長


「職員の確保で自立した活性ある村づくりを」村山村職労委員長

 村役場ではこの数年間は新規採用や退職者の補充がないために、仕事に対する意欲や具体的な提案をしたくても自分の仕事で手いっぱいの状態で、人員増の声は切実です。
 「5年前に選択した自立した村づくりへの熱い思いと村の活性化をめざすには人員増はどうしても必要です」と村山義美村職労委員長は力をこめて語ります。
 合併をしないで自立を選択した鮫川村に、村民・村役場・職員がひとつになった「村づくり」に、地域経済の再生と地方の息吹を感じました。

▲村山 義美さん



守ろう、いのち・雇用

 「大企業の社会的責任で雇用をまもれ」、「住民の命綱、市民病院を廃止するな」と、雇用・くらし、いのちを守るとりくみが、大きな焦点になっています。2009年国民春闘は、新年早々の国会開会をうけて、解散・総選挙を迫り、自公の悪政を変え、国民・労働者の要求や願いを実現するたたかいです。

▲全労連・国民春闘共闘委員会による08年12月16日の日本経団連への抗議行動に参加する自治労連

いのち切り捨て許さない
市立松原病院の閉鎖に、市民とともに抗議行動
大阪自治労連

 松原市当局は、昨年11月28日に記者会見を行い、市立松原病院を09年3月限りで閉院することを正式に発表し、12月市議会に病院廃止条例を上程、12月17日に自民・公明・民主が賛成し、可決されました。市民病院廃止表明からわずか20日間で条例まで決めてしまうという、住民・職員無視の異常な採決がされました。
 市立松原病院は、1947年に診療所としてスタートし、現在162床・11外来診療科目を有する総合病院として正規・非正規・委託の職員など約400人が働き、地域の医療・介護の中核的役割を果たしています。通院しながら抗がん剤治療ができる「化学療法」や地域で少なくなった産婦人科や入院できる小児科を継続させるなど地域にとってはなくてはならない病院となっていました。
 市長は40億円近い累積赤字による財政難と老朽化している病院の建て替えの困難などを理由として閉院を決めたと説明していますが、市民や職員に財政再建にむけての具体的な検討内容やこれまで何をしてきたのか説明はまったくありません。市民からの批判の声に押されて、臨時公報の発行と、1度だけの説明会でとても説明責任を果たしたとはいえません。
 松原市職労は、当局の動きをみて11月に6万枚の全戸ビラを一気にまききり、市民とつくる「市立松原病院の存続・継続を求める会」とともに精力的に要請行動、宣伝行動、署名にとりくみました。わずか3週間で「存続・充実」署名と「閉鎖撤回」署名を併せて市民の過半数を大きく上回る7万筆を集めました。大阪自治労連も市職労の提起する行動に積極的に参加、支援統一行動は1カ月で府下各単組から200人を超えました。全国からもたくさんの抗議・激励ファックスが送られました。また府下各単組の代表者とともに要請行動などを精力的にとりくみました。
 廃止条例案は可決されましたが、廃止条例には、「施行日は規則で定める」としており、市長が定めなければ閉院とならないことから、今年6月の市長選挙で閉院を決めないように求めるとともに、市長には早期の辞任を求めるとりくみをすすめていきます。

▲河内松原駅前で「求める会」の人たちと署名・宣伝

トヨタは「期間工」切りをやめろ
雇用・くらしを守り、人間性を取り戻す春闘に
自治労連愛知県本部

 トヨタは、3月までに約9000人の期間従業員のうち3000人を減らすと発表しましたが、実際には08年早々からすでに3000人削減しており、下請け・関連企業の労働者など1万人を超える削減になると言われています。
 期間労働者や派遣労働者は、首を切られ仕事がなくなるだけでなく、同時に住むところもなくなります。トヨタ工場と隣接している岡崎市では、08年の半年間で10%も生活保護世帯が増え、10月だけでも290件の相談件数になっています。また、首を切った派遣会社がワゴン車に労働者を乗せて、市役所の窓口に置き去りにしていく事態も起き、対応しきれない自治体では、名古屋市までの切符のみを与えてたらい回しにする状況でした。さらに、名古屋市にあるシェルター(緊急一時保護所)は満杯状態で、雇用をめぐる深刻な事態を迎えています。
 トヨタの内部留保は約13兆8000億円(08年9月現在)あり最大の貢献者である期間労働者や派遣労働者を「景気が悪くなった」だけで一気に首を切ろうしています。これに対して「まったく許せない横暴」と大きな怒りが、愛知県では巻き起こっています。愛知県労連は12月に闘争本部を設置し、自治労連愛知県本部をはじめとして「従業員の生活支援・雇用対策」でトヨタ本社や経済産業局、愛知県、ハローワーク、自治体などへの緊急要請にとりくんでいます。
 自治労連愛知県本部は、新年早々からのトヨタ包囲行動、2月11日のトヨタ総行動など、住民、労働者の権利と自治体労働者の権利を守ることを一体にした09年国民春闘をめざしています。同時に、4月の名古屋市長選挙を「大企業中心の社会を根本的に転換する絶好の機会に」と出足早いたたかいをスタートさせています。

▲愛知労働局に要請する愛労連、自治労連愛知県本部



憲法9条に基づく国際貢献が日本の役割
輝け憲法 アフガニスタン報告
 

 「憲法9条の精神がいかに大切かを訴えています。私たちはインド洋での給油活動や民主党のPRT法案に反対です。日本は平和的アプローチでこそ貢献できます」と語る日本国際ボランティアセンター(JCV)アフガニスタン代表の長谷部貴俊さん。自治労連第4回憲法闘争をすすめる全国交流集会(08年12月5日・横浜市)での「アフガニスタンの報告」の要旨を紹介します。(編集部の責任でまとめました)

民間人の犠牲者が増加

 2008年は武装勢力とアフガニスタン国軍、外国軍との戦闘が国の半分以上の地域で行われ、それ以外の地域でも爆破や自爆テロが頻発し、8月末時点で民間人死者は1445人、前年比約4割増です。米軍や外国軍に対しても「われわれに何をしてくれるのか」と一般市民は絶望感を感じています。

人道危機の状況

 干ばつや洪水、食糧不足の深刻化、イラン、パキスタンから戻ってきた難民問題などの状況を改善するために、緊急に支援が必要になっています。
 国連は2008年7月にアフガニスタン政府と「共同緊急支援アピール」を出しました。しかし、日本政府からはいまだに支援はありません。私たちは、国会議員や日本政府に「自衛隊を出すか、出さないではなく、生きていくのに必要な最低限の対策や支援を」と訴えてきました。

PRT(地域復興チーム)の問題点

 PRTは、テロ掃討作戦を実施する一方で、人道援助も行う。アフガニスタン人にとって、外国軍は援助をするアクターなのか、戦争するアクターなのかわからない。また、NGO支援との調整もしないで乗り込んで来て、NGOが軍と同一視される危険性もでてきました。私たちはPRTがいかに危険なのかを政府や各党に訴えてきました。

今後の課題

 2007年日本アフガニスタンNGOネットワーク有志は首相や各党に対して、「日本の支援が獲得してきたアフガニスタンの人々の信頼と評価を踏まえ、軍事支援でなく復興支援を中心にした平和的なアプローチを今後とも追求すること」とアピールを出しました。アフガニスタンの市民は、安倍首相が辞めるとき、インド洋での給油活動を知ることになりましたが、陸上に自衛隊を出していないこともあり、多くの市民は、日本に対して非常にいいイメージをもち平和的な国だと思っています。
 アフガニスタンでは政府と反政府との和解交渉がサウジアラビアを仲介者に始まっています。「仲介者が必要」とアフガニスタンの人々は言います。やれる国はどこかといえば、当事者のアメリカやヨーロッパの国々ではできない。そうした時に、日本に対して期待する役割が大きくなっています。軍事でもなく、武力でもない日本の支援、それは9条の精神であると思います。

▲アフガニスタン東部でJCVが運営している診療所
 (写真提供JCV)
▲報告する日本国際ボランティアセンター・アフガニスタン代表  長谷部貴俊さん



くらし・平和を守るため、国政の転換を
自治労連中央執行委員長 大黒 作治
 


 組合員のみなさん、ご家族のみなさん、明けましておめでとうございます。
 昨年は、アメリカ発の金融危機が外需頼みの日本経済に重大な影響を及ぼし、不況が加速して中小企業の倒産が相次ぐという中で新年を迎えることとなりました。
 大企業は減益を口実に、いち早く非正規雇用労働者の解雇に乗り出し、寮まで追い出す非情さに多くの国民の非難が強まっています。金融機関の貸しはがし、貸し渋りは中小企業の倒産を誘発しているにもかかわらず、麻生内閣は、何の指導力も発揮しないまま、年明けの通常国会に先送りしました。内閣支持率は20%台、不支持率は70%近くに達し麻生政権は末期的症状にあります。衆議院の9月任期切れを待たずに、解散・総選挙を迫り、自公政治の悪政にストップをかけることがますます重要になっています。
 2009年春闘は、外需頼みの日本経済を内需中心に転換させる絶好のチャンスです。内需を拡大するには、すべての労働者の積極的な賃上げと雇用確保、非正規雇用から正規への転換、非正規労働者の均等待遇、サービス残業の根絶、有給休暇の完全取得などで雇用の機会を増やすたたかいを強めることが重要です。大企業の身勝手な横暴を国民的な世論で包囲して、社会的責任を果たさせ、政府・財界の構造改革路線による地方自治と住民生活破壊の攻撃にストップをかけることがいっそう重要になってきています。住民のくらしと人権、自治体労働者の権利を守ってたたかってきた自治労連の出番でもあります。
 今年は、自治労連・自治労連共済結成20周年の記念すべき年です。20年前に階級的ナショナルセンター全労連発足のため、たたかう産別組織自治労連を結成し、自治体労働者の賃金・権利の向上、地方自治の民主的発展をめざして奮闘されてきた組合員のみなさんに深く敬意を表し、心からお礼申し上げます。
 今日、「貧困と格差」や「官製ワーキングプア」を解消させることは、多くの自治体労働者の願いです。その願いの実現と住民のくらしと人権を守り、地方自治の民主的発展をめざすたたかいは、自治労連が築いてきた誇れる財産であり、さらに豊かなものに前進させようではありませんか。
 春闘の課題と総選挙の争点は直結しており、憲法をいかしくらしと平和を守るために、国政の転換に向けてお互いの奮闘を誓い合いたいと思います。今年も何卒よろしくお願い致します。



「笑い」があればみんなで立ち上がれる
2009年 新春インタビュー
 
コント・パントマイマー 松元 ヒロさん
 コント集団『ザ・ニュースペーパー』から独立して10年。パントマイムとトークによる社会風刺、話題の人物や物になりきってのひとりコントなど、各地でソロ・パフォーマンス活動を展開中の松元ヒロさん。笑いあり、涙ありの芸にかける情熱や「憲法」への思い、また、2009年をたたかう展望などをうかがいました。

 1988年、ヒロさんはコント集団『ザ・ニュースペーパー』の結成に参加し、ニュースに合わせて即興でパントマイムをつける「マイムニュース」や皇室ネタ、政治風刺コントで活躍していました。ある時、「おもしろかったです。でも結局“どっち”なんですか?」と言われ「呼ばれたところに合わせている」ことに気付いたと言います。
 「『私はいつも真ん中の立場です』というのでは、周りが変わったら自分も変わってしまう。どちらの立場に立つか、ということが独立してようやくわかってきました」。それにはヒロさんが尊敬し、目標としている芸人・故マルセ太郎さんの「世の中にいるのは保守と革新じゃない。本物とニセモノだ」という言葉が大きく影響しています。「マルセさんは、どこへ行っても自分の主義を変えることはなかった。ニュースペーパー時代は、代表で仕事に行くことも多かったのでケンカして帰るわけにはいかない。言いたいことは言えませんでした」。
 もしニュースペーパーのメンバーでなくなったら自分に何が残るのか…ヒロさんは悩み、芸人として、ひとりでどこまでできるのかを試したいと10年前に独立を決意します。そして昨年9月には、落語家・立川志の輔さんの独演会にゲスト出演していた新宿の明治安田生命ホールで、ソロ・ライブ『ひとり立ち』を決行しました。稽古を誰にも見せず、精神的にも追い込まれましたが、大成功をおさめます。信念を持ち、それを貫く芸人として「マルセさんに半歩近づけたかな」と笑います。
 ヒロさんが、自らを日本国憲法に見立てた一人芝居『憲法くん』には「私はこの61年間、一度も戦争という名で人を殺していません。そのことを誇りに思います。もっと日本のために働きたい。だって私は61歳、まだまだがんばれます!」というセリフがあります。憲法前文や9条を暗唱し「私は、みなさんの私」と訴えます。「憲法には、どんな人でも健康で文化的な生活を営む権利を有すると条文にある。そのとおりにしない国に対しては意見を堂々と言うべきです。そうすることで世の中がよくなっていくと思います」と主張するヒロさん。「笑うことで元気になれる。まず怒りを持って、それを笑い飛ばす。笑いがあれば、みんなで『そうだ!』と立ち上がれますから」―笑いは力、それを教えてくれたヒロさんでした。

松元ヒロさんプロフィール

1952年、鹿児島県生まれ。鹿児島実業高校時代、全国高校駅伝で区間賞を獲得。法政大学在学中よりパントマイムを始める。1985年、日本テレビ『お笑いスター誕生』で優勝。1988年、コント集団『ザ・ニュースペーパー』の結成に参加。1998年、独立・ソロ活動へ。テレビ・ラジオ、マイム講師のほか、立川志の輔『志の輔らくご』など舞台に出演中。

【松元ヒロさんライブ日程】
●松元ヒロ『笑』ライブ
2009年2月20日(金)19時
2009年2月21日(土)14時
兵庫・神戸新聞松方ホール
●松元ヒロひとり立ち
2009年3月31日(火)19時
2009年4月1日(水)19時
2009年4月2日(木)15時
東京・紀伊国屋ホール

▲松元ヒロさん
▲ライブ中の松元ヒロさん  



全国一斉「9の日行動」
12月9日・自治労連
 

 自治労連は、08年12月9日に全国いっせいの「9の日宣伝」を呼びかけ、悪天候のなかでも全国各地で果敢にとりくまれました。

▲JR山手線・巣鴨駅前で自治労連本部も「9の日宣伝」行動

「憲法9条」に熱い思いを込めて
東京

 東京自治労連は、12月9日の行動を大きく位置づけて各単組、支部に呼びかけました。それぞれ朝、昼、夕と駅前や庁舎前を中心に雨の中106人が参加し、「9条まもれ」のチラシ4700枚、「9ピースティッシュ」4200個、憲法署名34筆を集めて、平和への思いを新たに深めました。


駅でも職場でも9条の風を
静岡

 島田市労連は「9ピースティッシュ」2000個を追加で取り寄せ、早朝配布を行いました。9日の朝に22人の組合役員が手分けをして、駅2カ所や庁舎3カ所、保育園、市民病院、水道事務所など16カ所で配布、駅では受け取りもよく、職場では管理職との対話になりました。


揃いの9条ハッピで宣伝
兵庫

 兵庫自治労連は、揃いの9条ハッピを着て、関西一のショッピングモールがオープンした西宮北口駅コンコースで宣伝。用意したパンフと「9ピースティッシュ」500セットがあっという間になくなりました。大学進学を控えた高校生が、就職が心配だと言いながら署名してくれました。


「9条は変えたらいけんわなぁ」
岡山

 岡山市職労と県本部は商店街で、倉敷市職労と高梁市職労は駅前で、それぞれ約30人が参加し、「9ピースティッシュ」や赤紙ビラなどを配布しながら111筆の署名を集めました。「9条は変えたらいけんわなぁ」と60代の女性。高校生は「9条じゃ、平和のじゃ」と話をしていました。


市役所「女性九条の会」を先陣に
福岡

 北九州市職労は12月6日、市内の東西2カ所で行動。「市役所女性九条の会」と染め抜いたピンクの幟がひときわ目立つ中、赤紙(召集令状)を印刷したチラシ配布と9条署名を実施。福岡自治労連は9日昼休みに博多駅前でハンドマイクと「9ピースティッシュ」、ビラを配布しました。




この夏 青年集会1000人で沖縄へ
本格始動「おきプロ」実行委員会
 
自治労連・自治労連共済 結成20周年
 自治労連・自治労連共済結成20周年を記念して、今年6月12日〜14日、沖縄で1000人を目標に青年集会を開催します。その名も「自治労連20th.おきなわプロジェクト」(略称「おきプロ」)と決定、とりくみが本格的にスタートしました。実行委員会は自治労連青年部常任委員とブロック選出各1人、さらに事務局が加わり構成されています。自治労連の次世代育成そして青年活動の活性化をめざし、始動です!

▲「おきプロ」実行委員会のみなさん

スケジュール 2009年6月12日(金)〜14日(日)〔2008年12月現在〕

実行委員会主催 テーマ別・コース別分科会
1 行 政
その1
辺野古と宜野湾市役所でそれぞれ基地について話を聞く。役所と住民の両面から行政を考えるコース。
2 行 政
その2
午前はビーチで体力作り。午後はムダな公共事業見学と米軍キャンプ見学。遊びと学習の両立コース。
3 行 政
その3
読谷村・北谷町を訪ね、基地の撤収を求める行政を学ぶ。自治体労働者とは?を考えるコース。
4 歴 史 県立博物館で学習した後、ニライカナイ信仰の場所、斎場御嶽へ。悠久の琉球文化を体感するコース。
5 平 和
その1
沖縄戦の激戦地や平和記念公園等を巡り、ガマ(壕)に入る。平和学習王道(?)のコース。
6 平 和
その2
平和その1と同じだが、巡る順序が違う(平和記念公園→ガマ→激戦地)。どちらから回るかはお好みで。
7 文 化 美ら海水族館、名護博物館で沖縄の海を学ぶ。移動中に一般道を疾走しつつ基地も体感するよくばりコース。
8 環 境 サンゴの白化とその保護について学び、その後ダイビング。沖縄の海を知る。

 
※写真は「自治労連千葉県本部青年部沖縄平和ツアー」より




多くの仲間が平和の大切さを感じられるように
おきなわプロジェクト実行委員長
東京・世田谷区職労 澤田 香織さん


衝撃だった初めての沖縄

 沖縄には2度「平和ツアー」で行ったことがあります。1度目はまだ役員になったばかりで旅行気分だったのですが、かなり衝撃的でした。原水爆禁止世界大会とは違い、米軍基地を目の当たりにして、日本はアメリカの植民地ではないかと思いました。
 また、辺野古の砂浜で、海上基地建設を阻止するために座り込みを続けている方にお会いし、「激励に来ました」と言うと、その方は「激励とは何事だ。米軍の問題はイラクや沖縄ではなく、東京の霞が関で起こっているんだ!」と怒りました。私たちは驚き、そして、くやしくて情けなくて、その場にいた人たちはほとんど泣いていました。その方は最後に「私たちは沖縄をまもる。だから君たちも東京でたたかい、基地建設を阻止して欲しい」と言い、自分たちが何をすればいいかを考えさせられました。

“自分が動いて”青年にアピール

 自分が受けた感動や「がんばっていこう」と決意した気持ちを多くの人たちに伝えたいという熱意があっても、それは行動に移さないとわからないと思います。私のモットーは「言う前にやれ」なので、自分が先頭に立って始めれば、まわりの人たちが何かを感じてくれると思います。
 実行委員会のなかに女性は少ないのですが、私は保育士で、世田谷区職労保育園分会の役員もしているので、保育士の仲間にアピールしていきたいと思っています。

楽しい仲間づくりで「おきプロ」成功へ!

 青年部に入って学んだことは「自分が楽しく活動すればまわりがついてくる」ということです。組合は暗く、難しい勉強をするイメージがあったのですが、「私でも活動ができる」「知識がなくても、1つひとつの活動で学んでいける」ということを知りました。大会などで発言をした時に「良かったよ」と言われるとうれしくて、また次も発言したいと思う、そんなことが楽しいです。今後は、私も若い人を育てる立場になっていくので、お互いを認め合い、楽しいと思ってくれるような仲間づくりをしていきたいです。
 少しでも多くの人が、平和の大切さを感じられるよう、この「おきなわプロジェクト」を成功させたいと思っています。



今月の連載・シリーズ

悠湯旅情
第104湯
現代に息づく湯けむり浪漫 二本松市・岳(だけ)温泉
澄んだ空気とおいしい水
自然環境日本一の温泉
My Way My Life
(106)
長崎自治労連自治体一般労組 高橋 吉孝さん
今ある自然と長崎の町を次の世代へ
ドキドキ世界見たまま
第106景
日本列島 おどろき・おもしろミュージアム
第86館
京都市 財団法人益富地学会館 石ふしぎ博物館
ここは石の世界の入口、石の世界の案内人
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