2008年9月号 Vol.418

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「隠岐自治政府」を設立
隠岐諸島は、北側に属する一番大きい島を島後(どうご)と呼び、南側に属する島々を島前(どうぜん)と呼びます。
隠岐温泉GOKAは、島後における唯一の温泉施設として、隠岐の島町の五箇地区にあり、島民をはじめ観光客の憩いとリフレッシュの場所となっています。
隠岐の島町五箇地区には、約2200年前に開基したとされる水若酢神社があり、隠岐造りの代表建築である神社本殿が簡素で素朴ななかに威厳と風格を持って建っています。「水若酢神社大祭」が、隔年の5月3日開催され、隠岐3大祭りのひとつとなっています。
隠岐の島の歴史や民俗を伝える洋風木造建築の隠岐郷土館は、1885年(明治18)郡隠岐所庁舎として建造され、1926年(大正15)隠岐支庁となり、1968年(昭和43)新庁舎建設で廃棄されることになったのを旧五箇村が、西郷町より現在地に移築復元したもの。館内は、本土を遠く離れた孤島隠岐に生まれ生きた島民の生活遺産を収集保存し、1400点余の民俗文化財が展示され、隠岐の産業、暮らし、文化を伝えています。
また、隣接した敷地内には、隠岐の伝統文化や自然を紹介する五箇創生館があり、古くから伝わる「牛突き」や隠岐独特の「古典相撲」などが展示され、ここでも隠岐の島町の文化・伝統と豊かな自然を知らせる発信地となっています。
隠岐の島は、後鳥羽上皇や後醍醐天皇が配流されたように、古くからの歴史と独自の文化を培ってきた島ですが、幕末に幕府にも明治政府にも属さない独立した政府が、島民の手で誕生した「隠岐騒動」が起きました。
1867年(慶応4)3月19日に重税にあえぐ3000人余の島民は、郡代を追放して「隠岐自治政府」を設立して島民の自治機関を設立しました。しかし、5月10日新政府は「隠岐取締令」を発し、出兵した松江藩の武力攻撃により81日間で崩壊しました。「隠岐騒動」は、あの時代どこよりも早く独立した政権を樹立したことで、近代史においても注目すべき事実となっています。隠岐騒動記念碑が、隠岐の島町西郷地区の郡役所跡に建っています。
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温泉メモ
●隠岐温泉 GOKA
| 所在地/ | 〒685−5650 島根県隠岐の島町南方296−1 |
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| 問い合わせ/ | 電話08512−5−3200 | |
| 交通/ | 西郷バスセンタ―からバスで旧五箇役場前下車5分 | |
| 泉質/ | 含鉄二酸化炭素、ナトリウム、 炭水化物・塩化物泉 |
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| 効能/ | 神経痛、筋肉痛、関節痛など | |
| 営業時間/ | 14時〜20時まで | |
| 定休日/ | 月曜日 | |
| 入浴料/ | 大人500円 子ども250円、 1階には身障者用浴室もあり |


