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自治体の仲間

 

2008年8月号 Vol.417

シリーズ たたかってこそ明日がある
(80)
非正規・関連の仲間たち
かごしま公務公共一般労組
問答無用の「解雇通告」から一転、謝罪・解雇撤回を勝ち取る
 社会福祉法人慈恩福祉会・慈恩保育園(鹿児島県垂水市)の保育士、豊住美保さんと寺園美和さんに、突然解雇が言い渡されたのは、今年2月25日のことでした。2人は、理事者側の理不尽な「経営難で給料の高い順にやめてもらう」という解雇理由に承服できず、横暴を正したいとインターネットで調べ、退職も覚悟で「かごしま公務公共一般労組」に相談の電話を寄せたのです。3月19日、相談を受けた組織拡大専任者平原さんは「解雇は撤回できる、そのためには組合に入ってたたかうしかない」と説明、加入を決意してもらいました。
 1回目の団交では、解雇の撤回、不当行為を謝罪せよとの主張に、理事者側も一旦これを受け入れましたが、和解内容を協議する2回目の3月31日の団交では、「解雇は本人たちが希望した」と事実を覆す発言をするなど、不誠実きわまりない態度に終始し和解協議は決裂、あらためて解雇撤回を要求したたかうことを宣言しました。
 その後の団交では、組合側の主張に理事者側はまともに応じることができず、結局代理人として弁護士が加わり、5月23日、慈恩福祉会による謝罪と解雇撤回を主な内容とする合意書が交わされました。
 2人の保育士は「泣き寝入りするしか無いのかと思い悩んでいましたが、組合に相談し、組合に励まされ、父母からもたくさんの勇気をもらって頑張ることができました。私たちも犠牲者ですが一番の犠牲者は子どもたちだと思っています。これからも子どもと親と地域のために、よい保育をめざして頑張ります」と語っています。
 たたかいのなかで2人を含め4人の保育士が組合に加入。県内各地で保育園民営化の動きがあり、保育と保育士をまもるたたかいの強化が求められています。かごしま公務公共一般労組は、そのために保育士の単組結成めざして頑張っています。


▲左から、平原正憲組織拡大専任者と豊住さん、寺園さん、松尾豊中執
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