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自治体の仲間

 

2008年6月号 Vol.415

シリーズ たたかってこそ明日がある
(79)
非正規・関連の仲間たち
茨城県介護関連労組 バンヤンツリー支部
組合結成半年、みんなの力で要求実現
 茨城県介護関連労組バンヤンツリー支部は、昨年9月28日に労組を結成しました。組合員の平均賃金は13万円〜14万円で、この低賃金をなくせ、と団交を重ねてきました。しかし会社側は、社長自ら「従業員の生活は苦しい」「結婚もままならないだろう」と認めていながら、何ら前進回答を出しませんでした。また、就業規則の労基法違反について追及すると「労基法違反ではない」と開き直る始末でした。

労基法違反告発が大きな転機に

 「もうこれ以上放置できない」と3月4日、バンヤンツリー支部は茨城労働局に、会社を労基法違反で告発しました。この告発でマスコミも常総労働基準監督署も動きを見せて、茨城自治労連各単組からの抗議・要請FAXの集中も行い、「ストライキ突入の体制」を整えて臨んだ第5回団交(4月3日)で一定の有額回答が提示されました。しかし、要求とはほど遠い低額回答のため会社側に再検討を促しました。しかし、交渉が進展せず、金子勉茨城自治労連組織強化委員長を仲介人に立てることで労使合意し、4月28日に仲介案が提示され、ようやく、協定書の締結となりました。

賃金・労基法違反状態等の改善を実現

 協定書の内容は、(1)仲介案の就業規則に改正する、(2)在職者については、採用時にさかのぼって前歴計算を行い新給料表に格付けする(正規従業員平均1万9775円、パート従業員時給30円〜40円の賃上げ)、(3)「時間外勤務協定」の締結、実施時期は4月1日とする、です。
 就業規則も一定改善され、「時間外勤務協定」も締結されて労基法違反状態は解消されることとなりました。今後は、残された課題での前進と、低賃金や劣悪な状況にある介護・福祉労働者の組織拡大が急務になっています。


▲団体交渉終了後の報告集会
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