2008年3月号 Vol.412

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ザグレブからバスで2時間の自然遺産プリトビチェ湖群国立公園では森を抜けるとセルリアンブルーの大きな湖が広がります。16もの湖群が奥入瀬で繋がったかのようです。ザグレブ市内の街歩きは丘の上の旧市街を巡ります。聖マルコ教会は屋根の意匠がとても可愛らしい。ザグレブは穏やかな町で物価が安くランチが800円ぐらい。トラムで街中を廻れて移動が楽でした。
アドリア海の赤い真珠・ドブロブニクは旧市街が世界遺産に登録されている世界中から人の集まる観光地で、ザグレブと違い驚くほど物価が高いです。観光地だけではつまらないのでドブロブニクから35キロ離れた小さな町・ストンへ出掛けました。ストンは城壁と塩田とワインと牡蠣の町です。城壁からの眺めは、長閑な田園風景と遠くで塩田が太陽を受けてキラキラ光っています。夕刻のバスでストンを後に、雨上がりの旧市街へと帰り着きます。夕暮れ時の濡れた石畳に写る街灯りは幻想的です。
旧市街ピレ門近くのオノフリオ噴水の湧き水はそのまま飲むことができます。クロアチアはカルスト地形のため大地が痩せて乾燥し、車窓からは焼け焦げた山肌があちこちに見られます。その反面、水が綺麗で美しく、コバルトブルーのビーチがまたこの上なく素晴らしいのです。日本人には相性がいい国でしょう。
スルジ山の頂から旧市街の全貌を眺めようとてくてくと炎天下、山道を登って行きました。ロープウェイの跡は爆撃の爪痕でボコボコです。遠くから眺めると赤い屋根と青い海と白い帆船のコントラストが鮮やかです。歩いて登ればのんびりゆっくり景色を堪能できます。
クロアチアの旅は景色と食と綺麗な水に会える旅。もし行く時はスローな気持ちで過ごして欲しいな。
▲ドブロブニク旧市街に連なる街のシンボル・赤い屋根 |
▲澄んだ水の海辺は、まるでプライベートビーチかのよう |


