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自治体の仲間

 

2007年12月号 Vol.409

日本列島 おどろき・おもしろミュージアム
第73館
広島県福山市 広島県立歴史博物館
中世の町「草戸千軒町遺跡」を復元
 広島県立歴史博物館は、瀬戸内海のほぼ中央、広島県福山市の福山城公園内の文化ゾーンにあります。この文化ゾーンには福山城天守閣、ふくやま文学館などもあり、福山市の文化の息吹きを感じさせてくれます。この博物館は、川底に埋もれた中世の瀬戸内の町なみとして全国的に有名な「草戸千軒(くさどせんげん)町遺跡」を中心に、瀬戸内地域の民衆生活と文化に視点を当てた博物館として、平成元年(1989)11月3日に開館しました。
 「草戸千軒町遺跡」は、福山市を流れる芦田川の河川改修工事に伴って、長年にわたって発掘調査が実施され、これまでに鎌倉時代から室町時代にかけて繁栄した町の跡と、そこで活動した人々の生活の実態を示す膨大な資料が出土しました。
 30年以上にわたる発掘調査の成果は、それまでの中世社会や中世民衆に対するイメージを大きく書き替えることになりました。
 博物館では、こうした遺跡の調査・研究の成果を中心に、広島県を中心とする瀬戸内地域の「交通・交易」や「民衆生活」に関する資料を収集・展示し、この地域の歴史と、そこに暮らした人々の生活や文化に対する理解を深めるための、さまざまな活動を展開しています。
 「瀬戸内の歴史をたどる」「よみがえる草戸千軒」「出土品は語る」という3つの常設展示室のほかに、企画展示室ではさまざまなテーマによる展示会を開催しています。また、講演会・映画会や体験学習会なども多彩にひらかれています。
 「草戸千軒展示室」は、室町時代の初夏の夕暮れどきという時代背景のもとで、実際の草戸千軒の一角を実物大で復元しています。冬の特別展示では、12月14日(金)〜1月20日(日)まで、「写真で見るふるさとの鉄道山陽本線」を開催する予定です。


▲館内に復元された「草戸千軒遺跡」


ミュージアムメモ
所在地/ 〒720−0067 広島県福山市西町2−4−1
入館料/ 一般290円、大学生210円、高校生以下は無料、企画展や
特別展は別料金です。身体障害者手帳・戦傷病者手帳・療
育手帳・精神障害保健福祉手帳(障害者手帳)・健康手帳
(65歳以上)を提示された方は入館無料。
11月3日の「文化の日」は無料。
開館時間/ 午前9時〜午後5時
休館日/ 月曜日、年末
交通/ JR福山駅下車、北口から西へ徒歩で400m
問い合わせ/ 084−931−2513

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