第93景 |
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エジプト
東京・多摩市職 三浦 文憲さん
人類史への畏怖と尊厳にあふれたピラミッド遺跡 |
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海外旅行は自分には無縁の存在でした。友人からスペイン旅行やイタリア旅行、ドイツの環境問題での視察などの話を聞かされると「ふむふむ」と相槌をうつぐらいの感覚しかありませんでした。それが、市役所の勤続30年でいただくリフレッシュ休暇を利用して訪れた「スペイン旅行」がきっかけで海外旅行にはまってしまいました。子どもたちも独立し、学費等の負担が軽減したことも拍車をかけています。今年は8月4日から11日までの日程で「エジプトツアー」に行ってきました。日本も猛暑なのに、現地では日中45度くらいと聞かされていましたが、世界遺産であるピラミッド等と他のツアーとを比較した時の安さに魅了されて決行しました。
成田からエジプト航空直行便12時間でカイロに到着です。事前に航空会社のホームページでエジプトの風俗習慣を調べたところ、宗教上の理由で飛行機内はアルコール類の機内サービスはないことがわかり、持参しました。到着は23時50分、日本では深夜に当たるのに、空港やホテルまでのバスから見る町中は人・人の熱気に溢れていました。翌日からは世界遺産ギザの3大ピラミッドとスフィンクス観光です。紀元前2600年につくられたカフラー王、メンカウラー王、そしてクフ王のピラミッドが並ぶ様は圧巻でした。エジプトには、すでに風化し朽ち果てたピラミッドも含め、数百のピラミッドが存在していると言われています。ピラミッドの建設も、王の墓や公共工事等の説など、いまだに諸説が飛び交い、それだけに謎めいて興味がそそられます。ピラミッドの前に立つと、人類史への畏怖と尊厳に身が引き締まる思いです。その後、アブシンベル神殿観光やアガサ・クリスティーの小説の舞台となったナイル河をゆったりと帆船でクルージングしました。翌日はナイルの東岸にある歴代ファラオが築き上げたカルナック神殿、オベリスクのひとつがパリのコンコルド広場に贈られたルクソール神殿、歴代のファラオが眠っている王家の谷を観光しました。この場所は、ツタンカーメンの墓が手付かずに発掘された場所です。6日目にはエジプト考古学博物館でツタンカーメンの黄金のマスクの見学など、盛りだくさんの観光スポットをまわり、異国の文化を思う存分満喫できた旅行でした。
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▲ナイル河を帆船でクルージング |