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熱い思いを込めて要求実現に全力
特集 2007年 秋季年末闘争
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●現業職場はいま
市民と一体となって環境とくらしを守る
▲小・中学校の回収ステーションから「牛乳パック」袋を収集する清掃職員(写真は稲葉弘一郎委員長)
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小・中学校の「牛乳パック」のリサイクルで環境教育に一役
静岡 伊東市現業労働組合
伊東市では、これまで市民の出す牛乳パックを回収してリサイクル業者に搬入し、トイレットペーパーに交換して市内の小・中学校に贈ってきました。しかし、小・中学校での給食「牛乳パック」は、ゴミとして捨てられるか、業者が引き取りに来ていました。
そこで、伊東市現業労働組合の組合員が「トイレットペーパーをもらうだけでは子どもたちのリサイクルに対する意識は高まらないのではないか。自分の飲み終えた牛乳パックがリサイクルされ、自分たちが使うトイレットペーパーになるとわかれば、環境教育の一環になるのではないか」と上司に提案。校長会や教育委員会と協議を重ねて、昨年11月から段階的に学校から「牛乳パック」を直接回収し、今年4月からは市内15の小・中学校すべてで実施し、すべての子どもたちがとりくんでいます。各学校では、飲み終えたあとの「牛乳パック」を開いて、水洗いし、回収袋やダンボールに詰めて、回収箱に収めます。毎週水曜日に清掃職員が回収し、リサイクル集積場に搬入して、2カ月に1回、製紙工場に運んでトイレットペーパーと交換しています。
伊東市現業労働組合委員長の稲葉弘一郎さんは「子どもたちも牛乳パックがトイレットペーパーになることを知っています。他の自治体でも例がないのですが、子どもたちの環境教育にも役立っていることに自信をもって仕事をしています」と話します。
伊東市の清掃業務は直営を堅持して、ゴミの収集や資源収集を行っています。一方、民間委託の攻撃は予断を許さない状況にあります。この間現業労組は、一部地域のごみ収集の民間委託計画に「民間委託より直営業務は、約3000万円経費が安い」と単年度経費の比較表を出し、市長との話し合いや部長交渉を重ねて、実施を断念させてきました。また、当局は現業職への「行2表」の導入と事務職への「任用替え」をセットで提案。職員同士の分断や現業労働者を否定する動きが強まっています。
伊東市現業労働組合は、こうした攻撃に「自分たちの職場は自分たちで守る」ことを原点に、「ごみの減量」政策や市民に負担を強いるゴミの有料化でチラシを配布し、市民に知らせて、環境やくらしをまもる運動を市民と一緒にすすめています。
賃金の削減は認められない
総務省による現業賃金攻撃は、現業職場の専門性、熟練を認めないというたいへん不当なものです。私たちは、地域住民と結びつき、給食祭りや環境問題(地球温暖化)などで、地域に根ざしたたたかいを展開しています。これからも住民生活の向上に背をむける攻撃に立ちむかい、住民や子どもたちと結びついて、全国の仲間一人ひとりの声を大切にしながら、奮闘していきます。
▲自治労連現業評議会 議長
石羽根 稔さん |
ストップ改憲許すな消費税増税 いのちとくらし・雇用を守れ
10・28国民大集会に全国から4万2000人
私たちの運動が世論を動かし新しい変化をもたらしている
台風一過の秋晴れのもと、東京・亀戸中央公園で「ストップ改憲!許すな消費税増税!なくせ貧困!いのちとくらし・雇用を守れ10・28国民大集会」が開催されました。
主催者あいさつに立った坂内三夫全労連議長は「私たちの運動が世論を動かし、新しい変化をもたらしている。すべての労働者が手をつなぎ、大きな国民的共同に発展させよう」と力強く訴えました。
日本国際ボランティアセンター事務局長の清水俊弘さんが連帯あいさつし、「憲法9条は国際規範として大きな力を発揮できる。平和憲法を持つ国として、国民一人ひとりが自覚的に社会的な行動をとることが大事だ」と強調しました。障害者自立支援法の抜本改善を訴える車椅子の男性や、美容院での過酷な労働実態を訴える青年などが登壇し、各地のたたかいの報告に大きな共感の拍手と声援が飛び交いました。
参加者は、集会での成果を力に、平和とくらしが大切にされる政治の実現をめざし、決意を新たにしました。
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【主張】
2007年秋季年末闘争 賃金闘争での前進めざして |
人勧の値切りに抗議する
政府は、政治的思惑から不当にも10年ぶりに人事院勧告を値切る暴挙を決定しました。防衛省の不祥事、C型肝炎放置、新テロ特措法の行き詰まりも自公政治のアメリカ言いなり、国民無視の政治の帰結であり、労働基本権の代償措置に対する蹂躙に対して強く抗議するものです。
今年は、(1)すべての職員の賃金引上げ、(2)地域格差拡大を許さない、(3)非正規職員の賃金・労働条件の改善などを求めてたたかいを進めました。各地の奮闘で、地方勧告はマイナス公民較差のもとでも「給与構造改革経過措置を除けば均衡」と岩手県などで国と同内容の確保、滋賀県では「独自カットの中止」を引き出しました。しかし、地方格差では、給料表引き下げ・改定なし4都県、一時金で4・50月を割り込む県が11道県に広がり、大都市部では国の地域手当配分原資分を剥ぎ取るなど、地域格差拡大・自治体賃金抑制の勧告の側面を強めたものです。しかも、各地で勧告についての説明責任が果たせない内容ばかりです。
すべての公務公共労働者の賃上げを
いよいよ、自治体での本格的な07賃金確定闘争に突入します。自治労連は「賃金底上げを土台にすべての公務公共労働者の賃金引き上げを実現しよう」を合言葉に奮闘します。政府の「総人件費削減」攻撃とそれに追随する人事院勧告に対して、地域格差・若年層限定・成果主義による格差と分断、非正規・関連労働者の低賃金の放置、現業賃金のワーキングプア状態への賃金破壊を許さないとりくみをすすめます。08春闘でのベア確保、最賃改善・パート法改正など賃金底上げ・均等待遇のたたかいの前進を自治体の職場に切り開くことが可能となります。10・15自治労連全国統一行動・現業統一闘争と非正規関連闘争ゾーン(10/15〜31)も各地で果敢にとりくまれました。数年ぶりに100人以上で意思統一集会を開催した単組が生まれるなど、前進できる確信も職場に広がっています。
非正規・関連労働者の改善に全力を
京都府勧告は官民共同のとりくみとともに、「嘱託・臨時アンケート」のとりくみを通じて「非常勤職員の適正な処遇の確保のための検討が求められる」との勧告を引き出しました。全国でも、地方労連とともに「官製ワーキングプアをなくそう」と自治体キャラバンが始まっています。自治労連は今年から非正規職員の賃上げの全国集計を開始し、自治体が相場引き下げを作り出していることを抜本的に打開する決意です。
あらためて、参議院選挙での情勢の変化を確信に、改憲・「構造改革」の流れを変えるとともに、私たちの生活改善に全力でたたかうことを呼びかけるものです。
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なくそう貧困と格差、変えよう政治
賃金底上げを土台にすべての公務労働者の賃金引き上げを実現しよう |
政局を含めて情勢が激動するもとで2007年秋季年末闘争は、新テロ特措法、消費税増税、社会保障、労働法制、地方財政等での国民生活や平和の課題をはじめ、地方勧告をふまえ、対自治体闘争が攻勢的にたたかわれています。
賃金改善
誰もが生活改善できる賃金確保へ
岩手自治労連
07県人勧先送りをやめ完全実施を強く要請
岩手自治労連は、県公務共闘とともに、全県・単組から県人事委員会への署名をとりくみ、最終的に1万4424筆を提出しました。この運動とたたかいをうけ、県人事委員会は「国人勧に準ずる」勧告を行いました。しかし、岩手県当局は10月29日、(1)07県人勧は08年4月実施に先送り、(2)08年4月からの独自賃金削減の実施(3)現業賃金「行2表6級」(県独自)の廃止、を提案。財政悪化等を理由にした07人勧先送りは断じて認められず、本年度完全実施を強く要請してたたかいを強化しています。
▲岩手県人事委員会に対して署名を積みあげて要請する岩手県公務共闘といわて労連 |
京都府職労
9年ぶりの給与改善、非常勤の勤務条件改善へ
「今後、非常勤職員の適切な処遇を確保していくために必要とされる検討を行うことが求められる」と、10月12日京都府人事委員会は勧告で、9年ぶりの給与改善とともに、初めて非常勤職員の勤務条件改善にむけた言及をおこないました。
府職労は夏季交渉で、府庁に働く嘱託・臨時職員へのアンケートや学習会・懇談会で出された切実な要求にもとづき、勤務条件の改善を求めてたたかってきました。年末確定闘争では、勧告内容はたたかいの到達点として具体的な要求前進を求めて、府庁に働くすべての労働者の勤務条件の改善、職場要求の前進をめざして全力をあげています。
すすむ非正規・関連労働者のとりくみ
宮城自治体一般労組
石巻市議会を動かして99人の雇い止めを撤回
公立保育所に働く99人の臨時・パート保育士を全員「雇い止め」にするという悪質な脱法的雇用計画を提案していた石巻市が9月29日、計画を撤回して全員に従来どおりの勤務条件で10月1日からの辞令を交付しました。
発端は直接本人たちに知らされずに「7月で解雇」が新聞に取り上げられて、不安を感じた臨時・パート保育労働者たちが宮城自治体一般労組に加入したことです。賃金や労働条件を学習しながら、当局と交渉を重ねてマスコミ、市民世論をまきこんで計画の不当性を明らかにし「脱法行為は認められない」と市議会を動かして当局を追い込みました。
9月21日、29人の臨時・パート保育士による初の団体交渉では、当局の悪質な計画の内容に、参加者の怒りが爆発しました。9月26日には交渉内容を新聞が大きく報道し、9月市議会で可決していた補正予算案など関連議案の再審査を決定して「無理に進めるのは性急だ」として議会最終日の27日、10月1日からの派遣案を事実上否決しました。
石巻市は9月28日に、全員に説明会を開催して副市長が謝罪、保健福祉部長は「正規と臨時職員のわけ隔てない職場環境をつくるため努力する」と述べました。
労組では、職場実態の把握と劣悪な労働条件の改善にとりくみ、多くの仲間を組合に迎えたいと頑張っています。
▲当局の悪質なやり方に怒りが爆発した団体交渉 |
自治労連愛知県本部
賃金改善と均等待遇雇用と生活を守れ
清須市職労・臨時保育士分会
賃金の一方的な見直しをはね返す
清須市の臨時保育士に対し1日8時間勤務としながら、6時間プラス時間外2時間の雇用契約であるため、市当局は「有給休暇を取得した場合は時間外勤務の2時間をカットして賃金計算を行なう」と提案。組合は「2時間が時間外勤務ならば、6時間勤務して帰る者もでてくる。担任を受け持っていれば6時間で帰るわけにはいかない」と追求した結果、時間外勤務を常態としている者は、時間外勤務を加えて賃金を付与するとの回答を引き出しました。
あいち自治体一般・春日井給食会分会
執行委員会は手づくりの給食から
2月17日に結成された春日井給食会分会では、賃金・労働条件は春日井市に準ずるとしながらも、異なる点が数多くあり同一水準をめざして活動しています。月2回の執行委員会は、手づくりの夕食で腹ごしらえをしてから行われます。この間、「勤務時間変更の見送り」「組合費のチェックオフ」など多くの要求を勝ち取り、賃金是正では「検討する課題と認識している」との考え方を示され、継続交渉を確認しています。
一宮市労組
臨時職員の雇用を守る
一宮市の尾西清掃事業所のごみ収集業務を、集中改革プランに基づき民間に委託するとしています。当局は「秋にならないと詳細はわからない」と繰り返し、問題解決を先延ばしにしていました。8月31日に「雇用と生活を守る決起集会」を開催し、近隣の単組等の応援も含め130人が参加。その後「業務変更の説明」「来年度は全員雇用すること」との要求書を提出し、説明は「早急に行う」、雇用は「当初予算を組む段階で協議する」との回答を引き出しました。
いのちが大切にされる医療へ力をあわせて
10・18医師・看護師ふやせ! ストップ医療崩壊!
中央集会に5,100人
「医師・看護師ふやせ!ストップ医療崩壊!10・18中央集会」が東京・日比谷野外音楽堂に5,100人を集めて開催されました。自治労連からは16県から144人が参加しました。
11時15分から正午まで、有楽町駅、上野駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅の5駅での宣伝・署名行動では、署名、チラシ配布に大きな反響がありました。
13時半から日比谷野外音楽堂で開催された中央集会は、主催実行委員会の日本医労連・田中千恵子委員長が「私たちの運動で安心・安全の医療と看護の実現を求める国会請願が採択されるなど、政治を変える状況をつくり出してきた。すべての国民が安心して医療が受けられるように頑張りましょう」と訴えました。
連帯のあいさつには、タレントで、自然暮らしの会代表の清水國明さんが登壇し「民間保険が国民不安をあおり儲けて、医療費負担増で医療難民が生まれている、こうした問題とたたかっていきたい」と激励。続いて、埼玉済生会栗橋病院副院長の本田宏さん、政党からは、日本共産党、社会民主党、民主党、国民新党の代表が後期高齢者医療制度の中止、軍事費など無駄遣いをやめて医療予算の増加、安心できる医療制度の確立、構造改革の見直しなどを訴えました。日本プロ野球選手会労組や多くの自治体首長からもメッセージが寄せられました。
リレートークでは、名古屋大学付属病院の看護師や医師など5人が訴えました。集会アピールを採択して参加者は、銀座、東京駅八重洲口まで白衣姿で元気に楽しくパレードしアピールしました。
「構造改革」ノー!を大きく
10月19〜20日岡山市内で
自治労連社会保障集会
第15回自治労連社会保障集会は10月19〜20日に18地方組織68単組のべ139人が参加して岡山市内で開催されました。田中章史副委員長は、社会保障を我慢するか、消費税増税かの二者択一を国民に迫る経済財政諮問会議を批判し「社会保障の財源は、大企業優遇税制と巨額の軍事費の聖域にメスを入れていく運動を国民とすすめることが重要」と強調しました。
基調報告では、(1)参議院選挙で国民が構造改革路線に「ノー」の審判を下したことに自治労連などのたたかいが大きな影響を引き出したこと、(2)政府・経済界が狙う社会保障は、自己責任による徹底した社会保障給付削減と自治体の役割の変質であること、(3)後期高齢者医療制度の中止、障害者自立支援法の抜本改善、医師・看護師を増やせ、公立保育所を守る運動などを提起しました。
大阪社保協事務局長の寺内順子さんからは「豊かな感性と想像力、発信、ネットワーク、自らが行動、これらを自治体労働者の一人ひとりに持っていただいたら、私たちはどんなに励まされ心強いか」と期待と激励のメッセージをいただきました。
「社会保障と自治体労働者」をテーマに、専修大学の唐鎌直義教授が記念講演。唐鎌氏は、自治体労働者は日本の「ミニマム・スタンダード」(最低基準)であることを強調すべきで、「公務員対住民」の構図から「住民と歩む公務員」の構図へ、低所得層・貧困層に寄り添える公務員が求められている、と自治体労働者への期待を語りました。
●分科会の討論
後期高齢者医療制度の中止・撤回を
第3、第5分科会では、後期高齢者医療制度の学習やたたかいを交流しました。後期高齢者医療制度が10年から20年先の団塊世代を焦点に介護保険と一体化していく制度であり、市町村の窓口では「保険料が年金天引きなどで混乱が避けられない」など意見が交わされました。参加者からは、「知らないことがあまりにも多く、驚きと怒りが湧いてきた」「絶対に中止させねばならない」と決意が語られました。
▲憲法25条の理念にそった社会保障闘争の意義や役割を学び意思統一 |
▲社会保障の状況や仕事のあり方などの意見を交流した分科会(写真は第3分科会) |
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「見直そう運動」のなかに、憲法闘争が見えてくる
第3回憲法闘争をすすめる全国交流集会 10・27東京・お台場 |
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10月27日、「第3回憲法闘争をすすめる全国交流集会」が、東京・お台場で開催。台風20号が吹き荒れるなかを全国から、28地方組織6県91単組総数239人が結集しました。
記念講演では、渡辺治一橋大学大学院教授が安倍政権を「画期的な政権」だったと指摘。なぜ安倍自民党が大敗したのかなど、丁寧に、時にはユーモラスに説明しながら、「私たちの運動が民主党の政策の方向を転換させた」と述べ「確信をしっかり持とう」と呼びかけました。さらに「チャンスをより国民の要求を実現する方向でいかし、構造改革と改憲を阻止する運動とあわせて奮闘しよう」と訴えました。
各地からの報告として、女性がリレートーク。「小さい街なので、人が集まるお祭りや、地域を決めて各戸訪問をして署名を集めています。住民の皆さんから、怒鳴られたり、励まされたりして、学習の重要性を痛感します。継続することで対話もできるようになります」(岡山・高梁市職労)。「何をしているのか、目に見えるように目立つように、『マツケンサンバ』などの替え歌を、歌って踊って『9の日宣伝』をしています」(京都市職労・山科支部)など、7つの地方から元気な報告がありました。
林克憲法社会保障局長は、「見直そう運動」を推進するなかで、日常の要求活動と憲法をリンクしてとらえていくことを強調。当面2008年8月までに、「組合員1人10筆署名運動」を推進することなどを提起し、ピースチャレンジャーなどで楽しく署名を推進しようと訴えました。
▲歌って踊っての「9の日宣伝」を報告する京都市職労・山科支部 |
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「書」に込める平和への思い
兵庫・西宮市「九条書展」 |
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「墨から伝わってくる平和への思いを通じて、憲法九条や平和について考える機会をつくりたい」と、9月1日から3日間、兵庫県西宮市の市民会館ギャラリーで、「平和憲法を愛する『義典の九条書展』」が開催されました。この書展は「西宮市役所9条の会」が「とうふ連9条の会」(とうふ連=兵庫の闘う父親連絡会)と共催したもので、西宮市職労執行委員で書家の大林義典さんの「憲法9条」や平和に着想を得た約40点の作品が展示され、3日間で171人が来場しました。
新聞でも報道され、「遠方からの来場者もあり、会場では憲法9条や平和について語り合うことができました。ささやかですが、憲法や平和を考える機会が提供できたのではないでしょうか」と大林さんも話していました。大林さんは小学生の頃に書道を始め、現在は市立西宮浜小学校に用務員として勤務しながら、前衛書を中心に創作活動を行い、西宮書道協会理事としても活躍しています。
▲憲法への思いをこめる作品を前に
西宮市職労執行委員の大林義典さん |
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働く青年たちの砦に
滋賀青年ユニオン結成 |
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9月30日、自治体一般滋賀青年ユニオンの結成大会を草津市内で開催しました。
5・20全国青年大集会参加をきっかけとして、「滋賀にも青年ユニオンを」の声があがり、県労連青年部などを中心に準備してきました。9月からは「ギリギリ・クタクタの生活でバラバラの青年がつながって、『お互い大変やなぁ』から一歩踏み出して、働く人の当たり前の権利を知り手に入れ、イキイキと働き人間らしく楽しく生活できる社会をめざそう」と、青年ユニオンへの呼びかけをし、結成にこぎつけました。
結成大会には、組合員や支援者など25人が参加し、激励に三重青年ユニオンの仲間が駆けつけ、全国の青年ユニオンからも多数のメッセージが寄せられました。
会場からは、「派遣などの非正規職員の多くは生活するのにギリギリの給与のため、休みもなく、いつクビになるのか不安の中で働いている」「正規職員は深夜までの残業、休みがとれずクタクタになっている」「仕事の悩みを抱えたまま相談するところもない」「人間関係に苦しむ人もたくさんいる」「正規も非正規も青年の働く環境はメチャメチャ」など、いま青年が置かれている現状が話し合われました。異常な職場環境や、違法な実態を解決するために、青年が団結して運動する場としての青年ユニオンにしようと運動方針が提起され、滋賀の青年に大きくアピールし、展望を示す大会となりました。
大会では、支部長に高橋真直さん、書記長に谷田誠さんを選出しました。
▲9月30日の結成大会には25人が参加。人間らしく生活できる社会をめざしてガンバロー |
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女性が平等に、誇りを持って働き続けられる未来へ
第28回自治体にはたらく女性の全国交流集会 茨城県つくば市 |
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みて! きいて!
まなんで! かんがえる!
10月20〜21日、茨城県つくば市で「第28回自治体にはたらく女性の全国交流集会」が開かれました。
スローガンは「みて!きいて!まなんで!かんがえる!輝かそう憲法 平和な未来を守るため」
地元を代表して石引正則茨城自治労連委員長は「はたらく女性の労働条件の改善なしに女性の地位向上をはかることはできません。住民とともに、女性の低賃金労働をなくすたたかいにとりくんでいこう」とあいさつしました。
特別報告では各地のとりくみとして「子育てしながら働き続けるための権利手帳として『ペンギン手帳』を作成した。お互いに尊重しながら働ける職場をめざしていきたい」(岡山市職労)、「9の日宣伝、平和バザー・映画祭などの平和のとりくみを欠かさず行っている。ひとり暮らしの被爆者の方に、ちひろカレンダーをプレゼントしている」(長崎自治労連)、「社会保障制度のあり方が注目され、問われている。見直そう運動はまず自分自身から始めることが大事」(北九州市職労)などが報告されました。
記念講演は法学館憲法研究所伊藤塾・伊藤真塾長の「憲法の力とは何か?」。「現代の憲法は多数派・強者に歯止めをかけて、少数派・弱者を守るためのもの。多数派は、相手の立場に立ってものを考えるというイマジネーションが必要。それが憲法の基本」と、斬新な視点で憲法を解説します。そして「今、この時代に、憲法を持つ日本に生まれたことは幸せなこと。憲法の価値を世界に発信し、あらゆる場で憲法を話題にすること。それがこの時代に生まれ、憲法を知ったものの責任。私たちが力をつけ、理想に少しでも近づく努力をしていきましょう」と締めくくりました。
第2日目は、浅井春夫立教大学教授を助言者に、シンポジウム「輝け!子どもも大人も」をはじめとした8つの分科会を開催。椅子だけで円になり、お互いの悩みや疑問を出し合うなど討論に熱が入りました。
▲大阪の女性たちによる自治体労働者川柳で爆笑の夕食交流会 |
▲記念講演 伊藤塾・塾長
伊藤 真さん |
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第19回 自治労連 全国スポーツ大会
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バレーボール大会 10月4〜6日 広島
自治労連都庁職が2年ぶり3回目の優勝
準優勝 市原市職労(千葉)
〔3位〕今治市職(愛媛)、四万十市職労(高知)
第19回自治労連全国スポーツ大会・バレーボール大会(9人制・女子)が、10月4日から6日の3日間・広島市の「広島サンプラザ」で開催され、県代表13チームが参加して熱い戦いが繰り広げられました。
4ブロックのリーグ戦の結果、準決勝戦は、昨年の準優勝・自治労連都庁職(東京)vs今治市職(愛媛)、四万十市職労(高知)vs市原市職労(千葉)の東西対決。四万十vs市原は第1セットでは常に接戦、第2セットで市原は試合開始から四万十をリード、21―10の大差で突き放し、決勝戦進出を決めました。
息を飲む展開を見せたのは都庁職vs今治市職。第1セットをとった今治は、第2セットでも都庁職を追い上げ、21―20と、あと1点で決勝進出のチャンス!
しかし都庁職は点を許さず、第3セットでは一気に流れを変え、今治に圧勝しました。
自治労連都庁職vs市原市職労の決勝戦。接戦ながらも都庁職は常に1点をリードする展開で第1セットを先取。続く第2セット、市原は序盤で3点をリード。しかし6―6で追いつかれてからは、点差が徐々に開き、最後は21―13で都庁職が2年ぶり3回目の優勝をもぎ取りました。
<予選リーグ結果> |
| Aブロック |
| 1位 |
今治市職 |
(愛媛) |
| 2位 |
筑西市職 |
(茨城) |
| 3位 |
倉敷市職労 |
(岡山) |
| 4位 |
上尾市職労 |
(埼玉) |
| Bブロック |
| 1位 |
四万十市職労 |
(高知) |
| 2位 |
堺市職労 |
(大阪) |
| 3位 |
盛岡市職労 |
(岩手) |
| Cブロック |
| 1位 |
市原市職労 |
(千葉) |
| 2位 |
舞鶴市職労 |
(京都) |
| 3位 |
島田市職労連 |
(静岡) |
| Dブロック |
| 1位 |
自治労連都庁職 |
(東京) |
| 2位 |
名古屋市職労 |
(愛知) |
| 3位 |
広島市職労 |
(広島) |
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| 決勝トーナメント |
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▲優勝した自治労連都庁職のバレーボールチーム |
▲息を飲む決勝戦。右が自治労連都庁職、左が市原市職労 |
軟式野球大会 10月25〜28日 愛知
松山市職労(愛媛)が3年ぶり3回目の優勝
準優勝 長崎市役所は大会初勝利で決勝進出
〔3位〕 宮津市職(京都)、静岡市労連
軟式野球大会は10月25日〜28日、愛知県豊橋市で熱戦が繰り広げられました。11チームによるトーナメント方式で、過去2回の優勝実績の松山市職労が3年ぶり3回目の栄冠を手にし、準優勝には長崎市役所チームが初めて輝きました。
25日夕の開会式・選手交歓会では、全チームから地酒が持ち寄られ「踊り」やショートコントなどでおおいに盛りあがりました。
試合は26日に第1試合から第4試合が行われ1点争う好ゲームが続出しましたが、準決勝をめざす第3・第4試合が雷雨により中断して順延。その結果、28日に準決勝・決勝戦が行われました。
準決勝、第1試合は宮津市職vs長崎市役所、長崎が4―3で劇的な逆点サヨナラ勝ちで初の決勝進出。第2試合は、松山市職労vs静岡市労連の強豪同士の対決。松山は1、2回連続ヒットで3点を先取、静岡が3回に1点を返すも松山が4―1で勝ちました。決勝戦は、松山市職労と初決勝進出で意気があがる長崎市役所の対戦。松山・安藤と長崎・浦の両投手の投げ合いと両チームの好守により6回まで双方無得点。最終回に、松山は連続フォアボールと相手の悪送球などで2点を先制、裏の長崎の攻撃を抑えて3度目の栄冠を手にしました。
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| 3位は宮津市職(京都) 静岡市労連 |
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▲優勝した松山市職労の野球チーム(愛媛) |
▲攻める松山市職労、守る長崎市役所。好試合の決勝戦 |