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自治体の仲間

 

2007年9月号 Vol.406

日本列島 おどろき・おもしろミュージアム
第70館
和歌山県太地(たいち)町 太地くじら浜公園
くじらの町のくじら百科
 和歌山の太地町は日本第一の「くじらの町」です。400年の歴史を持っている、日本最古の捕鯨発祥地です。クジラに関することならまず太地町です。JR紀勢本線太地駅からバスで5分、太平洋が見える高台までくると、「太地くじら浜公園」の入り口をしめす大きなクジラのモニュメントが出迎えてくれます。園内には、「くじらの博物館」「海洋水族館」「ラッコ館」「捕鯨船資料館」の4つの施設があります。
 大きなクジラの絵が目印の「くじらの博物館」は世界一のスケールだとか。1969年に開館し、クジラの生態や資料は約1000点。とくに太地町が日本捕鯨のリーダー的な位置にあったことから、捕鯨の歴史、文化、伝統を後世に伝え、受け継ぐ役割を持っています。中央ホールにはセミクジラの骨格と実物模型が吊り下げられ、外には全長30メートルのシロナガスクジラの全身骨格が複製展示されていました。地球最大の生物に圧倒されます。
 自然の入り江を利用したプールでは、クジラやイルカが悠々と泳いでおり、触れ合うこともできます。ショータイムでは、4メートルを超えるゴンドウクジラが、豪快にジャンプを見せていました。ちなみに、イルカとクジラは学術的には同じ「クジラ目」です。慣習として体長がおよそ3メートル未満をイルカ、超えるとクジラと呼んでいます。
 「海洋水族館」では、水量630トンの水中トンネル大水槽の中で、熊野灘の海に棲む生物が間近で観察できます。「ラッコ館」ではかわいいしぐさのラッコが人気です。「捕鯨船資料館」は、南氷洋で活躍した捕鯨船「第11京丸」がそのまま資料館として活用され、船内を自由に見ることができます。
 太地町では、11月の第一日曜日は「くじら祭り」が行われ、「くじら踊り」「くじら太鼓」など、くじらに関わる郷土芸能が町をあげて行われています。


▲くじらの博物館
▲館内にある捕鯨の様子のジオラマ


ミュージアムメモ
所在地/ 〒649−5171 和歌山県東牟婁郡太地町大字太地2934−2
交通/ JR紀勢本線太地駅からバスで10分
入館料/ 大人1050円、小学生630円、幼児210円
(入館料は「くじらの博物館」「海洋水族館」「ラッコ館」
「捕鯨船資料館」を合わせたものです)
開館時間/ 8時半〜17時
休館日/ 年中無休
問い合わせ/ 0735−59−3823

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