2007年6月号 Vol.403

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往復7キロ、標高3120〜3569メートルのハイキング開始。ガイドさんの「自分のペースで歩いてください。時間がかかっても待っているので大丈夫」、そして「酸素ボンベ(携帯用のカセットボンベのようなものが売っている)は必ず持ってください」の注意に、「おー、そんなに大変なのー」と、微かな不安と大きな期待を胸に出発。
道は整備されていて、底のしっかりしたハイキングシューズでOK。真っ先に迎えてくれるのは、その名も「迎賓彩池」。パンフ通りの美しさ。更に次々とすばらしい景色が広がり感激の連続。しかし上るほどに空気の薄さによるだるさ?に襲われ、だんだん歩くテンポもゆっくり…。その苦しさを癒してくれるかのように、「争艶彩池」「玉翠彩池」などの滝が現れ、目も心も体もほっと休ませてくれました。もう少し、もう少しと声を掛け合いながら残り300メートル。「ここまで来たら頂上まで行かないと後悔するよ。休み休み行こうよ」と誰彼となく励ましあい、とうとう頂上へ!そこにはクライマックスの「五彩池」が…。あまりの自然の美しさに絶句!蓮の花が咲いたような石灰石で縁取りされた池が段々と続き、そこを流れる水は光によってブルーに輝いたりエメラルドグリーンに輝いたり…。
下りは逆方向から景色が楽しめるように、道が分かれていました。そして、この自然を守るためにたくさんのパトロールの人が配置されていました。昨年、ロープウェイが出来たそうですが、ここは自分の足で歩くのがお勧めです。ホテルに帰る道は真っ暗。星が降ってきそうなほどいっぱいー。手掴み出来そうでした。
翌日は九寨溝ハイキング。「鏡池」はその名の通り岸辺の景色が逆さまにくっきり写り、ほーっと歓声があがりました。1つひとつの湖の名もおもしろくパンダが水を飲んだという「大熊猫海」、飛沫が真珠のようだと「珍珠灘瀑布」、秋の黄葉が縞模様に写る「虎海」。
世界遺産に登録されたこの自然の美しさは、平和であってこそ守られるのだと強く感じました。
▲無機質な石灰岩の白とブルーに輝く水のコントラストが神秘的です |
▲パンダも直接なでなでできて大満足 |


