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自治体の仲間

 

2007年4月号 Vol.401

日本列島 おどろき・おもしろミュージアム
第66館
福島市 古関裕而記念館
『六甲おろし』から『高原列車は行く』まで
生涯に5000曲の作品
 さあ春です。センバツ高校野球に、プロ野球開幕。海の向こうの大リーグではいよいよ松坂大輔のデビューです。さて、「センバツ」といえば、そのテーマソング『栄冠は君に輝く』を作曲したのが古関裕而でした。古関裕而は、歌謡曲や演歌の作曲家としてよく知られていますが、野球をはじめとしたスポーツ関係の曲をたくさん創っていることでも知られています。阪神タイガースのあの『六甲おろし(正式には阪神タイガースの歌)』、東京オリンピック行進曲、札幌オリンピックテーマ曲『純白の大地』、さらに、早稲田大学、慶応大学などの応援歌も古関裕而の作品です。
 古関裕而は1909(明治42)年8月11日に福島市に生まれました。その故郷の地に記念館ができたのは1988(昭和63)年。市制80周年記念事業としてできた建物は作品のひとつ『とんがり帽子』(NHKラジオドラマ「鐘の鳴る丘」主題歌)をイメージしたもの。館に入ると、1階のフロアから古関メロディが流れてきます。ゆったりとしたサロンで、くつろぎの気分で『君の名は』『高原列車は行く』『長崎の鐘』などのヒット曲をじっくりと楽しむことができます。
 2階は古関裕而の資料展示室。展示コーナーでは約500点の写真パネル、直筆の色紙、作曲した作品の楽譜などが並んでいます。試聴コーナーでは、作品の中から厳選された100曲がヘッドフォンで聴けます。ビデオコーナーでは生い立ちや作品を紹介しています。和室は作曲するときに使っていた部屋をそのまま再現しています。
 古関裕而は生涯に5000曲を作ったといわれています。前述のスポーツはその一部で、歌謡曲、映画・ドラマ主題歌、校歌、社歌などあらゆるジャンルに及んでいます。1979(昭和54)年に福島市名誉市民の第1号となり、1989(平成1)年8月18日、夏の高校野球のさなかに80歳で永眠しました。


▲とんがり帽子をイメージさせる塔・屋根は赤くありません  
 


ミュージアムメモ
所在地/ 〒960−8117 福島市入江町1丁目1
交通/ JR福島駅東口バス乗り場から日赤病院前下車 徒歩3分
入館料/ 一般300円、小・中学生100円
開館時間/ 9時〜16時30分
休館日/ 年末年始
問い合わせ/ 0244−531−3012

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