2007年3月号 Vol.400

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古代から、宮島の景観には人々が霊気を感じ、島そのものを神として、信仰の対象にしていたといいます。最高峰の弥山(標高535メートル)は、今も原生林が残る貴重な場所です。宮島は805年に弘法大師が開基して以来、幾多の戦乱や自然災害にあってきましたが、平清盛、毛利元就、豊臣秀吉など、時の権力者たちが社殿や堂塔を寄進して、今日まで歴史を刻んできました。
1996年12月にユネスコの世界文化遺産に登録されました。社殿は一部が海中にあることから、台風などの被害にあいやすく、最近も国宝や重要文化財に被害がでています。
宮島口からフェリーに乗って、5分もするとシンボルの大鳥居が見え、宮島桟橋に到着。厳島神社への参道にはみやげ物屋と旅館が立ち並び、遠くに五重塔を望みながら、境内に近くなると鹿が寄ってきます。朱塗りの社殿はさすがに荘厳で歴史を感じさせてくれます。豊臣秀吉が寄進したという千畳閣はその名のとおり、広くて堂々たる木造建築です。厳島神社周辺をひと回りするだけでたっぷり2時間近く要します。
明治時代、日本有数の軍港・広島を守備するため、宮島の鷹巣という場所には日本陸軍の砲台が設置されていました。その遺跡が今も山中に残っています。
広島県の宮島と、米軍基地のある山口県岩国はすぐ近くです。昨年、「米空母艦載機部隊の岩国基地への移転問題」で、米軍機の離発着訓練のコースがちょうど宮島上空を通過することから、移転反対の住民運動が起こりました。島ぐるみでとりくんだ署名は、なんと島人口の98%に達したといいます。世界文化遺産に米軍機は似合いません。無法なやりかたに立ち上がった住民にエールを贈りたいものです。
宮島の対岸には宮浜温泉があります。瀬戸内海を眺望できる小高い地にあります。
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温泉メモ
●国民宿舎「宮浜グリーンロッジ」
| 所在地/ | 広島県佐伯郡大野町尾立8130−13 | ![]() |
| 交通/ | JR広島駅から山陽本線で約30分の大野 浦駅で下車。大野浦駅からのタクシー の利用が便利です |
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| 泉質/ | 単純弱放射能泉 | |
| 効能/ | 慢性リウマチ、神経症、胃腸病 | |
| 日帰り入浴/ | 500円 | |
| 営業時間/ | 11時〜15時 | |
| 宿泊/ | 1泊2食8,700から | |
| 問い合わせ/ | 0829−55−1131 |



