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自治体の仲間

 

2007年新年号 Vol.398

日本列島 おどろき・おもしろミュージアム
第63館
静岡県・伊豆市 亥博物館 ぼあぼあ
世界でただ一つのいのしし博物館
ここへ来ればいのしし博士に?
 全国でも珍しいいのししのテーマパーク「天城いのしし村」が伊豆市湯ヶ島にあります。「亥博物館ぼあぼあ」は、この中にあって、文字通りいのししに関するあらゆるものが展示されています。その外観からしてユニーク。いのししの口が入口になっています。中へ入るといのししの祖先といわれるエンテロドンが出迎えてくれます。
 『ぼあぼあ』という名称は1995年のオープンにあたり、一般から名前を募集し決定しました。英語でワイルドボアはいのししという意味があります。館内には人がゆったり入れるほどの大鍋があって、しし鍋になった気分も味わえます。
 いのししパークには、博物館のほかに動物広場や、1日3回行われるいのししレース、「ウメ」「サクラ」「ハチ」の3頭の楽しいいのししショーが見ものです。中でも「ハチ」のとぼけた演技が秀逸です。
 また、いのししは背中の長い毛が丈夫なため、この毛を財布の中に入れておくと金運が切れない。1回に5〜6匹の子を産む多産系。猪首が衝撃に強く丈夫なことから金運、安産、交通安全の守り神とされています。いのししパークの入り口を入ると目に飛び込んでくる魔利支天像には驚かされますが、博物館に入るとその由来がよくわかります。京都の建仁寺の隣にある禅居庵には魔利支尊天堂があり、魔利支天が猪に乗って現れることから境内には至る所に狛犬ならぬ狛猪がいっぱいです。魔利支天は光・陽炎を神格化したもので、魔利支天を祈るものは、人に害されること無く、だまされず、財を取られることもなく、罰せられることもうらまれることもない、というご利益があるとか。いのししを知れば知るほど面白そうです。
 いのしし村へは修善寺からバスが出ています。近くには川端康成の伊豆の踊り子の舞台となった天城峠、そして石川さゆりの歌で有名な天城越えの歌詞に出てくる浄蓮の滝があります。


▲博物館の外観はまさにイノシシの姿
▲芸達者ないのししの玉のり


ミュージアムメモ
所在地/ 〒410−3206静岡県伊豆市湯ヶ島938
交通/ 車で、東名沼津ICより約60分/電車、バスで、伊豆箱根鉄道 修善寺駅より東海バス河津行き約40分。伊豆急下田線河津駅より修善寺行き約60分
営業時間/ 9時30分より16時まで 定休日なし 駐車場無料
問い合わせ/ TEL0558−85−0425 FAX0558−85−0993

いのししパーク
入園料金/ 大人(高校生以上)700円、小人(小・中学生)400円
開園時間/ 9時より16時まで

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