2006年10月号 Vol.395

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翌朝、6時起床。宿に頼んでおいた昼食の弁当をザックにつめて、さあ、燕岳へ出発です。中房温泉から燕岳へ登る登山道は、通称「合戦尾根」といい、古くから登山者の間では「アルプス三大急登」のひとつとされてきました。しかし、それは、昔の北アルプス開拓・冒険時代の話で、今は、アルプスの数多い登山道のなかで、これほど歩きやすいコースはありません。夏の時期は地元の安曇野の中学生たちが集団登山し、山上の山小屋には順天堂大学医学部の診療所もあるのです。
歩き始めて40分、急な上りがゆるやかになって、平坦な場所にでるとそこが「第1ベンチ」。その名の通り木で作ったベンチがあります。樹林帯の登りが続き、第2ベンチ、第3ベンチ。さらに今度は富士見ベンチ。天気がよければ、きっと富士山が見えるのでしょう。この日の宿は燕山荘です。夕食時には山荘のオーナー・赤沼健至さんのホルンが鳴り響きました。
夜が明けて空が白みはじめると、みんな小屋の外へでて、御来光を待っています。眼下には雲海が広がり、白馬岳から立山、剣岳、槍ヶ岳から穂高連峰、アルプスのほとんどの山々が手にとるように広がっています。歓声があがるとすばらしい御来光です。
朝食後、燕岳を往復。コマクサの群落のなか、花崗岩の白い岩肌が続き、30分で燕岳の頂上に立ちました。最高の天気、見事な北アルプスのパノラマです。下山はもとのコースで中房温泉に。中房温泉の下にある有明温泉・有明荘で汗を流し、ビールで乾杯。このうまさがたまりません。これこそ登山の醍醐味です。北アルプスに登るなら、ぜひ、燕岳からどうぞ。
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温泉メモ
●有明温泉・有明荘
| 所在地/ | 〒399−8306 長野県安曇野市穂高有明中房 |
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| 交通/ | JR大糸線有明駅または穂高駅下車 | |
| 泉質/ | アルカリ性単純硫黄温泉 | |
| 効能/ | 慢性リウマチ、神経症、筋肉痛 | |
| 日帰り入浴/ | 600円 営業時間10時〜17時 | |
| 宿泊/ | 国民宿舎「有明荘」1泊2食8800から | |
| 問い合わせ/ | 090−2321−9991 |



