2006年10月号 Vol.395

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JR京都線山崎駅を降りて、線路沿いの道から天王山への山道を登ります。けっこうキツイ坂道を10分、山荘のアーチをくぐると、山荘の玄関はもうすぐです。広大な敷地に、洋風本館と庭園がありました。本館はイギリスの炭鉱主の邸宅を模したといわれ、内部の装飾や家具調度品自体にも見ごたえがあります。12月3日まで、「民藝の原点−三國荘展」を開催中です。民藝とは、柳宗悦などが起こした生活工芸品を中心とした美術です。山本為三郎は多くの民藝作品を蒐集していました。
2階のテラスは喫茶室になっています。眼下には木津川、宇治川、桂川が合流して淀川の合流する山崎の町なみが一望です。そこはかつて、織田信長を本能寺で討った明智光秀と中国地方から急きょ大がえした豊臣秀吉が戦った「山崎の戦」の地です。もちろんビールもあります。休日の午後、つまみのチーズにビールを飲みながらのひと時もいいものです。
本館から現代的なコンクリート打ち抜きの通路を渡ると、著名な建築家・安藤忠雄による新館です。地下にある新館には、モネの『睡蓮』5点が展示されています。
▲趣きのある本館が往事を偲ばせます |
▲2階のテラスでビールを |
ミュージアムメモ
| 所在地/ | 〒618−0071京都府乙訓郡大山崎銭原5−3 |
| 交通/ | JR京都線山崎駅下車、徒歩10分 |
| 入館料/ | 大人600円、高・大学生400円、小・中学生は無料 |
| 開館時間/ | 午前10時〜午後5時 |
| 休館日/ | 毎週月曜日 |
| 問い合わせ/ | 075−957−3123 |

