2006年10月号 Vol.395

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成田を出発し、空港へ降り立つと何やら様子がおかしい。待っているはずの旅行会社の人がいない。電話をすると、悪天候のため私たちは「インバーカーギル」という、南極に一番近い空港に降りたことが解った。そこからバスでクイーンズタウンへ、バスが一般道を時速100キロで飛ばすのには驚いた。信号というものもない。見える景色は山と羊、そして時に湖。クイーンズタウンは、ワカティブ湖のほとりにある。サザンアルプスの山々に囲まれた小さな街である。海外を実感する美しい景色だった。
2日目、天気快晴、カードローナスキー場へ、久しぶりのスキーを楽しむ。誤解を生むといけないので告白するが、私のスキーの腕前は「ボーゲンに毛が生えた程度」である。
3日目、天気快晴、ヘリスキーに挑戦する。へたくそがヘリスキーと思われるだろうが、「中級斜面を滑れればOKです。山頂のあの景色をお見せしたい…」というヘリスキーの説明で俄然やる気になっていた。
初めてのヘリコプターに、初めてのオフピステ(※1)。インストラクター(日本人)には迷惑もかけたが、本当に爽快だった。山頂で食べた昼食、コーヒー、スープ、キッシュなど温かい料理が雪で作ったテーブルに並ぶ。おいしかった。そして何よりあの景色…新雪に座り、時を忘れ眺めていた。
4日目、天気快晴、いざスキーへ…。足が痛くてキャンセル…。ワカティブ湖のほとりを散策したり、ジェットボートに乗ったり、ゆっくり1日を過ごす。実にいい休日だった。
ニュージーランドに来て驚いた事が、もうひとつある。日本の若者が大勢働いていることだ。ワーキングホリデー制度を利用しているようだが、どの若者も生き生きしていた。日本国内の若者とちょっと違うかな? 何故かな…。ちょっと考えさせられた。
※1 オフピステとは、ピステ=スキーゲレンデの外という意味で、スキー場などと違い管理されていないフィールドのこと。
▲これぞヘリスキーの醍醐味。白いシュプールが美しい |
▲山頂での昼食は最高のおいしさ=夫婦で |


