2006年6月号 Vol.391

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中世のロマンあふれる街、ヴェローナ
ヴェネト州はイタリアの北東にあり、州都はアドリア海に面したヴェネチア。内陸部の交通要衝の地にヴェローナがある。紀元前1世紀頃からローマ植民都市として形成された歴史をもち、町のなかにローマ時代の遺跡が山積している。円形闘技場の「アレーナ」は、ローマのコロッセオより半世紀も古く今に残っている。今では夏にオペラやバレエの公演が行なわれる野外劇場として有名。
この町は、ロミオとジュリエットの物語の舞台となっている。シェークスピアの悲劇の一つとして有名だが、もともとの原作は近在の作家がヴェローナの人から聞いた話として書いた物語が、シェークスピアにより戯曲に変わったとのこと。戦後、市は13世紀の古い家を買い取り「ジュリエットの家」とした。その後、石のバルコニーが取り付けられ、中庭にはブロンズ像も建てられ、多くの観光客を呼び寄せている。
水の都 ヴェネチア
内海に浮かぶラグーナ(干潟)に築かれたヴェネチア。海運国家・ヴェネチア共和国として1000年の歴史をもっている。車では乗り入れできないので、水上バスでドウカーレ宮殿、サン・マルコ寺院のあるサンマルコ広場へ。広場には30cm程の高さの踏み台が何脚も置かれていた。大潮で海水が広場に浸水したとき、観光客の通路を確保するために利用するもの。地球温暖化でひどくなっているとのこと。
ヴェネチア見物は、何といってもゴンドラでの運河巡り。海上から見る寺院、ホテルの船着場、街の隅々が見渡せます。有名なヴェネチアングラスやレース編、カーニバルの仮面などを売るみやげ物店が細い路地にビッシリ。私たち2人は、広場に面したバール(BAR:喫茶店)でカフェラテを注文したが、スタンドでなくテーブルに着いたので料金は3.5倍に、20ユーロ出したら「チップ」と言って釣銭も返ってこなかった。小銭で支払うのが肝要。
3月8日は「働く女性の日」。この日は男性から黄色いミモザの花をプレゼントするので、路上でも売店でもミモザの花を販売していた。
まだまだ行きつくせないイタリア。
▲ヴェネチアの運河とゴンドラ |
▲「ジュリエットの家」の中庭 |


