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自治労連機関紙

自治体の仲間

 

2006年5月号 Vol.390

My Way My Life
(75)
京都市職労 
山下 多恵子さん
おばあちゃんになっても 魅力的な女優でいたい
 

夢をあたえられる人に

 京都に「とっても便利」という、ちょっと変わった名前の劇団があります。11年前に「ロンドンミュージカルのテイストを日本に」というコンセプトで旗揚げされた、オリジナルミュージカル劇団です。山下さんは劇団員として、この4月で10年を迎えました。

 中学・高校時代は演劇部に所属、劇団「とっても便利」には大学時代に入団、演劇づけの学生時代をおくってきました。現在は京都市産業観光局の観光振興課に勤務しながら週3日のレッスンをこなします。「たくさん練習をした分、アンサンブルが生かせます。みんなでひとつのものをつくり上げていくのは楽しい。劇場という空間で、お客さんと世界観を共有できることがすごくうれしいんです」。よく笑い、表情が豊かです。

 劇団員は学生から社会人、フリーターなど約40人。山下さんは、少女からおばあさんまで、これまで20役ほど演じてきました。最初は「うまい役者になりたいと思っていた」と言います。「でも、お客さんに見られるのはその人の人間性だと思うんです。だから、人間性を磨いて魅力ある役者になりたいです」。

 職場では、国外の観光客をより多く京都へ呼ぶためにと宣伝誘致に忙しい山下さん。得意の英語力を活かして海外出張もします。その実力は大学時代、数々の英語スピーチコンテストで入賞するほど。「仕事」と「芝居」という大きな2本立ての生活の中、劇団は2002年に初演した舞台「美しい人」の6月再演が決まりました。キャスティングに向け団内・一般からのオーディション、また新人獲得のための公開稽古、劇団説明会などが進行中です。山下さんも新人劇団員の演技指導をしています。そんな山下さんの好きな言葉は「夢」。「夢や希望に向かっている人ってとても素敵だから、私自身も夢を与えられる人になりたい」と、自分自身への挑戦を続けます。

 最後の写真撮影では、編集部の「踊ってください」という要望に、得意なポーズを次々と披露してくれました。山下さんのもうひとつの夢、「おばあちゃんになっても魅力的な女優でいたい」という思いが、生きいきと伝わってきました。




 
▲2002年10月初演の「美しい人」に出演中の山下さん。

佐藤大臣役。

公演案内「美しい人」 
6月16日(金)〜18日(日)

京都府立文化芸術会館

一般2500円 学生1500円

劇団「とっても便利」

http://www.benri-web.com

問い合わせ 075−751−2992



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