第51館 |
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東大阪市
司馬遼太郎記念館
国民的作家の知的空間を体験 |
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▲旧宅の場所にある記念館
▲安藤忠雄さん設計の記念館
今年のNHK大河ドラマは土佐藩の祖・山内一豊とその妻の千代を描いた『功名ヶ辻』。司馬遼太郎の原作です。司馬遼太郎は、戦後の日本で、国民にもっともよく読まれた作家の1人です。『竜馬がいく』『坂の上の雲』『跳ぶが如く』などの膨大な長編小説とともに、『街道を行く』も根強い人気です。
司馬遼太郎は大阪市浪速区に生まれ、1948(昭和28)年、産経新聞社に入社。地方部や文化部で仕事をしながら小説を書き、1960(昭和35)年、『梟の城』で第42回直木賞を受賞し作家に専念します。ペンネームは「司馬遷に遼かにおよばない」の意からつけたといいます。
2001年11月にオープンした司馬遼太郎記念館は、司馬遼太郎が長年住んでいた東大阪市の住宅地にあります。記念館の入り口は自宅の門がそのまま使われ、庭の中の自宅には司馬遼太郎が使っていた書斎がそのまま残されています。書斎を過ぎると樹木のなかに建築家・安藤忠雄氏の設計による記念館が。建物の中にはいると、まず驚かされるのは吹き抜けの空間に、高さ11メートルにも及ぶ大書架です。司馬遼太郎の蔵書のうち、2万冊あまりがギッシリとつまっています。ちなみに自宅には4万冊もの蔵書があったとか。手にとることができないのが残念です。
館内の150席のホールは、読書会、講演会、演奏会などの企画で使われています。おもしろいのは1階奧のコンクリート天井にある黒い大きなシミ。そのかたちはよく見ると坂本龍馬に見えてくると話題です。司馬遼太郎が亡くなったのは1996年2月12日。その命日は氏の好んだ花にちなんだ「菜の花忌」で、毎年、シンポジウムや講演会がひらかれています。
ミュージアムメモ
| 所在地/ |
東大阪市下小阪3丁目11番18号 |
| 開館時間/ |
午前10時〜午後5時 |
| 休館日/ |
毎週月曜日・年末年始 |
| 入館料/ |
大人・500円、高校生及び中学生・300円、小学生・200円 |
| 交通/ |
近鉄奈良線・小阪駅または八戸ノ里駅下車 |
| 問い合せ/ |
06−6726−3860 |