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「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧町は、太平洋戦争末期は「特攻」の最前線基地でした。「特攻」とは「陸軍特別攻撃隊員」のこと。太平洋戦争での沖縄戦で、軍部による「特攻」という人類史上類のない非道な作戦によって、二十歳前後の若者が爆弾搭載の飛行機もろとも自らが肉弾となり、一機一艦への突撃を敢行したのです。その数、1036人。知覧町平和公園にある「知覧特攻平和会館」は、こうした多くの若い特攻隊員の遺品や関係資料を展示しています。
特攻隊員たちが出撃に臨んで思ったことは何だったのでしょう。愛する家族のこと、日本の将来のこと、再びこの国に平和と繁栄が甦ることだったのでしょうか。死地に向かう前に好きなピアノを弾いていきたいと願った隊員が登場する『月光の夏』、死んだ特攻隊員が蛍になって帰ってきた『ホタル』の映画は、この知覧での特攻隊員にまつわる実話をもとにしています。
展示室には、隊員の写真・遺書・絶筆・遺品等約4500点が展示。涙なくしては読めないものばかりです。
| 所在地/ | 〒897-0302鹿児島県川辺郡知覧町郡17881 |
| 電話/ | 0993-83-2525 |
| 交通/ | 鹿児島空港から「加世田・川辺・知覧」行き空港特急バスで1時間15分 |
| 開館時間/ | 9時〜17時 |
| 開館期間/ | 1月1日から12月31日(都合により休館もあり) |
| 入館料/ | 大人500円、小人300円(「ミュージアム知覧」との共通券は大人600円、小人400円) |