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自治体の仲間

 

2005年8月号 vol.381

ドキドキ世界見たまま
第67景
京都市職労
高松 英祥さん
ソウル(韓国)
人口1千万人のソウルは
エネルギッシュなまち
▲南大門市場には屋台がぎっしり

▲西大門刑務所歴史館の前で

 関西国際空港からわずか2時間でソウルの仁川国際空港に。「近くて遠い国」韓国では日本のことを今なおそう呼んでいます。
  日韓の国交が正常化されて40年目の今年6月20日に、小泉首相は韓国を訪問し、ノ・ムヒョン大統領と会談しました。しかし、靖国参拝など歴史認識問題は一つも解決せずに終わりました。私は、小泉首相の訪韓の数日前に、京都市職労韓国平和交流ツアーの一員として3日間訪れました。
  ソウルの人口は、1千万人。韓国の人口の4分の1が集中しており、非常にエネルギッシュな町です。最初の日の夜は、ソウル駅から程近いところにある明洞と南大門市場を探訪しました。
  明洞は日本でいえば原宿のように若者のフッションであふれかえる街。その街で日本人観光客にウケているのが、メガネ屋。ペ・ヨンジュンがかけているようなメガネを数千円で作ってくれて、ホテルまで届けてくれます。私のようなおじさんにとってこの街での長居は無用。表通りを隔てて、向こう側に広がる南大門市場に向かいました。
  表通りから一歩中に入ると、道の中央には屋台がぎっしりと並んでいます。衣料品、かばん、食料品、生活雑貨などあらゆる品物と無数の人並みでごったがえしています。デジカメを持って歩いていたためか、かばん屋の前では必ずといっていいほど日本語で「社長!いいニセモノのかばんあるよ」と声をかけられました。アジアンテイストに満ちた夜をすごしました。
  2日目は、西大門刑務所歴史館を見学。日本による植民地支配の象徴的な建物です。1908年にソウルの北西部郊外に建設され、祖国の独立のために運動した人々を捕らえ、拷問・虐殺が加えられた刑務所の跡。日本の官憲が、拷問を加えている場面を蝋人形で再現してありました。人間として恥ずかしい、こんな歴史は繰り返したくない、そんな思いを改めて強くしました。
  午後から、仁荷大学のイ・キョンジュ教授と彼のゼミの学生、平和ネットワークのイ・ジュンキュウさんらと平和をテーマに交流しました。特に、韓国の学生さんたち(男性)は全員2年間の兵役を経験していました。彼らは日本の自衛隊のことなどいろいろ興味を持っているようでした。今後も市民レベルの交流を通じて国民の間の平和連帯を築いていけると実感した貴重なツアーになりました。



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