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▲1999年には神奈川地域社会事業賞も
高座名は職場である横浜市にちなんだ「湊家加け橋」を名乗ります。落語の他にも、趣味は多彩でテニス・スキーなど。
31年の歴史をもつ横浜市職員落語愛好会の創立以来のメンバーで会計部長を務めています。落語だけでなく、奇術やコント、講談の会員もいます。いわゆる「落研」の経験者は少なく、ほとんどが素人の同好会ですが、「一生懸命だけが取り柄」をモットーに年2回春と秋に公演会を開き、来年秋の公演で第50回に。横浜市の関内大ホールで計画中です。また、町内会、老人会等へ出向く『出前寄席』は1500回を数えます。
「落語が好きで一人で家で練習していました。初舞台では何も見えなくて、暗記した通りにしかできなくて。練習の時一回もつかえなかった所をつっかえると、もう言葉が出てこなくて、ほんの数秒なのに5分くらい空白になった感じがして」と語ります。
これまでにも途中で時々絶句することも。これを心配して会場に台本を持って見守っていた奥さんが、台本を手渡すという、素人ならではのハプニングで、バカうけの一幕もありました。
「今でも舞台の袖で待っている時はすごく緊張しますが、出囃子が鳴るともう出るしかない。出るときの緊張感とウケたときの満足感。それをみんな求めているんでしょうね」。嬉しいのは何と言っても、「よかった」「面白かった」と言われること。中には誉め言葉に困って(?)「よく覚えましたね」なんてことも。
「落語は一生続けたい。ボケ防止にもいいしね」と笑顔を見せる加藤さん。「こんな世の中だから、誰でも大なり小なりストレスを持っているでしょ。落語を聞いて、そういった憂さを晴らしてみては」とナマの落語を聞くことを勧められました。