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1997年にオープンした戦没画学生慰霊美術館「無言館」は信州・上田平の高台にあります。建物は装飾のないコンクリート造りで上空から見ると十字架のよう。館内には太平洋戦争で筆を断たれた60人あまりの画学生の作品があります。志なかばで戦死した若きアーティストたちの悲痛な叫びが込められています。狭いスペースの中で、ひとつの作品にじっくりと時間をかけて見入っている入館者の姿が印象的です。
絵筆を銃にもちかえて戦場に行き、短い人生を散らせた無念の思いがまさに「無言」に語りかけてきます。母や恋人や妻を描き、故郷を描き、自画像を描いた作品群は、自らの心と記憶に刻み込んだことでしょう。
また、「無言館」から徒歩10分のところに「信濃デッサン館」があります。開館は1979年。村山槐多など若くして生涯を閉じた「夭折の画家」たちのデッサンを展示しています。どちらも館長は作家・水上勉を父にもつ窪島誠一郎さん。私財を投じてつくった小美術館です。
| 所在地/ | 〒389−1213 長野県上田市古安曽宇山王山3462 |
交通/ |
JR上田駅下車、車で20分 |
入館料/ |
500〜1000円程度で随意 |
開館時間/ |
9時〜17時(夏は18時まで) |
| 休館日/ | 年中無休 |
| 問合せ/ | 電話0268−37−1650 |
| 所在地/ | 無言館から歩いて10分 |
入館料/ |
大人700円、小・中学生350円 |
開館時間/ |
無言館に同じ |
| 休館日/ | 年中無休 |
| 問合せ/ | 電話0268−38−6599 |